大人や周りがうす汚れて見えた若い頃。
嘘やごまかしをせずに、自分を保って生きたい、正しいことをしたいと思って苦しかった。
視点が変われば見方は変わる。自分だけが正しいと思うのは見方が狭かったからだ。
世の中は複雑で、いろいろな人が絡みあって成り立っている。
100パーセント正しいとか、間違いとか言い切れないことは多い。
例えば低公害車を買うのは良いことかもしれないが、開発や製造の過程で多くのものを犠牲にしているかもしれない。でもそんなことを考え出すと何も買えなくなる。少しでも良いと思うことをやるしかない気がする。