完璧に正しく?

大人や周りがうす汚れて見えた若い頃。

嘘やごまかしをせずに、自分を保って生きたい、正しいことをしたいと思って苦しかった。


視点が変われば見方は変わる。自分だけが正しいと思うのは見方が狭かったからだ。


世の中は複雑で、いろいろな人が絡みあって成り立っている。

100パーセント正しいとか、間違いとか言い切れないことは多い。


例えば低公害車を買うのは良いことかもしれないが、開発や製造の過程で多くのものを犠牲にしているかもしれない。でもそんなことを考え出すと何も買えなくなる。少しでも良いと思うことをやるしかない気がする。

「自分は自分でいい」の詩

あなたあなたでいい  と言われても受け入れられない時がある。

落ち込んでいたり、劣等感に悩んだりしていると、「そんな上っ面のこと言ったって、実際はダメなことばかりじゃないか」と思ったりする。


でも、、。


生まれ持ったもの、体の特徴、育った環境、周囲の環境、数え切れない要素が積み重なって今の自分がいる。

本当は人とは比べようがない自分。


ダメな自分でも良いと開き直るのではなく、

どうせ自分なんてと諦めるのでもなく、

優越感や劣等感を持つのではなく、人として成長しながら誇りを持って生きていけるように、少しずつでも自分を高めていきたい。


つまらない比較ではなく、かけがえのない存在としての自分を磨きたい。